心配すんな。全部上手くいく。(ヒカル)の読書感想文

YouTubeでも販売の話をみたし、TSUTAYAにも話題の書として置いてあった。カリスマYouTuberヒカルの本。ついに手を出してしまったよ(笑)

初回限定のステッカーまで入ってるんだよ。

立ち読みでもしてみたかったけど、全部シュリンク包装してあって、読めない。もう買うしかないってことで

見た目

先述した通り書店に売られてるのを立ち読みしたろーって思ってたけど、全部シュリンク包装してあって読めない。たぶん、ステッカーが入ってるためか?それとも、立ち読みできないのもヒカルの戦略なのか!?と思う感じだった。

立ち読みできない>けど気になる>買うしかない?

みたいなロジックなのか!?

まぁ事実はわからないけど、シュリンク包装されていました。

帯は、「勝ちの哲学」とか「すべて明かす」「ヒカルの頭ん中」とか目を引くキーワードが入ってて、所々金色を使ってて、目はいくかな。金色ってのが、本書で取り上げてる彼のキャラやコンセプトに合致してるのかな

裏には、ヒカルのサイン?があって、まぁ。それは、どうでもいいかな(笑)

面白いと思ったのは、本の小口。

最初から何やら細工をしてあるなとは思ったけど、小口を少しずらしてみると・・・これは、買った人が実際に見てください。

ステッカーはついてました(笑)。ちょっと想像と違ったけどね。非売品らしいです。

中身の見た目は、そんな特殊なフォントや文字のサイズではなく、とても標準的な文字。

特段図や写真が多様されているわけじゃないけど、大事なところ、筆者がキーワードとしているとこは、太文字で文字色を変えて傍線が引かれている。

文章は口語的で、読みやすい文章。基本的に「である調」で書かれている。

読書感想

ざっと読むのには1時間かかるかかからないかぐらいの分量。

ヒカルさんの文章力なのか、構成や編集の文章力なのか、全体を通して感じたのは、とても読みやすい文章ということ。漫画のたとえが多いんだけど、あまりにもマニアックな話があるわけでもなく、話としても読みやすかった。

僕も過去には、いろいろな栄光があって、トマトのとある栽培で、日本一に数回なったこともある。それまでは、本当がむしゃらにやって、うまくいったりうまくいかなかったり、いろいろあったけど、トップになった時には、何か一瞬見える世界が変わった気がした。

この本を読んでるときにその時のことをふと思い出した。4章の勝ち方や6章の企画力のところで、自分の勝てる場所や自分のキャラやコンセプトの探し方みたいな話があるんだけど。まさに日本一になった時は、そういうのができてたなと思う。

自分で言うのもなんだけど、キャラもあったしコンセプトもあったし、そして、みんながしないようなところをついて勝負してたしね。

そのおかげで、日本一になって、大学でパネリストもやって、専門書の一部も書かせてもらって、雑誌にも載って、新聞にも寄稿して、全国回って・・・といろいろ経験をしたよ。

ただね、やっぱり、ずーっと右肩上がりっていうわけにもいかず、今は大きな失敗をして、ちょっとへこんでる感じだ。けど、落ちたからこそ、見えたものやつかんだ手ごたえもあるから、それは、何も悪いことではない。

この本でいくなら、焦るな、余白を持てっていう話が書いてあるんだけど、まさにそれは大切なことだ。突っ走ってる最中って見えないものが多くなる、一点凝視になりやすい。自発的に余白を作れるってのはベストだろうけど、失敗をして躓いて、結果的にできてしまう余白で、気づいたことも多い。新たな目標や可能性や方法とかね。

好きこそものの上手なれとよく言うけど、好きじゃないことは続かないし、好きじゃないことは辛い。

好きであれば、時間を忘れて、邪念を忘れて、没頭できる。好きであるってことは最強の武器だと思う。好きっていうエネルギーは何ものにも代えがたいものなんじゃないかな。

うちの子供が最近ペットボトルを縦に積む?っていう遊びをやってたんだけど。ペットボトルをただ、積むだけの遊び。楽しいの?と聞くと「楽しい」と返ってくる。大人からみたら「何をやってるんだ?」と思うけど、子供からしたら楽しい、夢中になれる没頭できる遊びだったようだ。

けど、なかなかうまくいかない、2段は積めるけど、3段目が難しい、いつしか3段はできて4段目に・・・とやっていくんだけどね。

何度も失敗して、その中で「キャップの形が」「ペットボトルのお尻の形が」うまく積みあがるペットボトルの順番やと試行錯誤をしていくんだよね。

実際一緒にやると、難しいんだよ。

なんど失敗してもあきらめないというか、その試行錯誤が楽しい、そして、成功した時がうれしい。そして、繰り返すことで、積み上げる精度も上がっていく。

この本の中でも「失敗しても」と話が出てきて、数をこなさないと、身につかないっていう話がでてきて、そのためには、好きじゃないと続かないっていう話が出てくる。

一生かけて好きかどうかは別として、好き=楽しいとするなら、子供たちのペットボトルを積む遊びも好きになるんだろう。そしてやるうちに精度があがっていってじょずうになる。僕よりもペットボトルを縦に積むのは、子供の方が上手だ。

この「心配すんな。全部上手くいく。」この本の中で語られていることは、たいして、目新しいことでも、独自性のある事でもない。数あるハウツー本や自己啓発本に書かれているような、ありきたりな話が書いてある。

彼の本の言葉から借りるなら「あたりまえをあたりまえにやっている」

その言葉通り。当り前を当たり前にやってきた人間が書いた当り前を当たり前にやるためにどうしたらいいか?を彼の実体験を共に書いた本が、この本だといえる。

彼が作った彼のキャラ「ダークヒーロー」っていうキャラを面白くYouTubeでも見てきたけど、そことは、違う彼の真面目な?一面をこの本ではみられてたかな?と思う。

気になる人は読んでみて。サクッと1時間で読めるよ。

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